2018.2.3 クレジットカード発行って恐いですか?恐いですよね。でも、自分だったから、見ず知らずの人にお金を貸す側になる方が嫌じゃないですか?我々は借りる側ですから、借りなければ恐いことないんです。審査と信用の仕組みを理解して、年会費の違いも知って、安心してポイントゲットしましょう。陸マイラーのポイント獲得の基本中の基本なのですから。

いくつかのサイトに登録したら、いよいよ実際にポイントを貯めていきましょう。現時点で(2018.3.5)私も4月からのルート(ANA VISA ワイドゴールドカードがないため。)は確保できていません。なので、ポイントタウン→LINEポイント→ソラチカカード→ANAマイルのルートしかマイルに交換できない状況です。でも他のポイントサイトでもポイントは貯めています。実際に貯めたポイントがあれば、新ルートを開拓する気力になります。なので、いずれは新ルートを使うことになります。やる前の今は若干めんどくさいと思っていますが。なれるまでは、還元率が少し低くてもポイントタウンでいいやとなるのであれば、ポイントタウンにしぼってポイントを貯めるのが良いかと思います。

さて、タイトルにあるようにクレジットカード発行案件のお話です。
クレジットカード発行案件はクレジットカードの発行と指定された条件をクリアすると、1枚発行につき10000円分のポイントが貯められる案件もあります。貯められるポイントは、発行するカードや経由するポイントサイトによってバラバラですので確認してから発行するようにしてください。10000円分のポイントというのは、私がクレジットカード発行案件にトライするときの目安です。8000円分のポイントでトライしようと思うカードもあれば、13000円分のポイントだからトライしようと思うカードもあります。この辺は毎日ポイントサイトを行ったり来たりして、増減を感覚でつかむしかないと思っています。なので、感覚をつかむまでは、10000円分のポイント以上ならトライしても良いだろうというラインを、損しないために自分で決めたのです。
ポイント獲得にあたり、指定された条件というのは、キャッシング枠を設定するやリボルビング払いを申し込むなど、ちょっとイヤだなと二の足を踏むような内容や、発行から3ヶ月以内に5000円以上をクレジットカードで決済するといった、そのくらいならと思うものもあります。こういった条件をクリアして、クレジットカードを発行すれば晴れてポイントゲットです。もちろん条件なしで、発行すればポイントゲットの案件もあります。
キャッシング枠を設定したりリボ払いに申し込んだりするとどうなるのか。心配してしまうようなネーミングですが、心配することはありません。キャッシングは利用しなければ良いだけのことです。リボ払いについても、最低限の少額決済に留めておけば、リボ払いで発生する利子などカード発行でもらえるポイントに比べれば気にならないほど僅かなものです。しかも、ポイントが確定するまでの数ヶ月のことです。そのあとにはリボ払いから一括払いに変更してしまえば、数十円の利息で済みます。ここで発行するクレジットカードは日常生活のメインカードとしては想定していません。ですので、キャッシングもリボ払いも設定だけするのです。では少額の決済のときも使わずに眠らせておいて、いずれ解約すれば良いかというと、そうとも限らないのです。<審査>と<信用>
クレジットカードを発行するには<審査>を通過しなければなりません。審査を通過するのに必要なのが<信用>です。
実生活で信用できる人は約束を守る人でしょう。ここでの信用は、借りたお金を約束の日に怠ることなく返し続けている人です。クレジットカードで買い物をするということは一時的に借金をしているのと同じです。決められた日に引き落としができて、クレジットカード会社にお金を返したことになります。この繰り返しが<信用>を積み重ねることになります。
実生活においてはお金を借りない方が信用される人だと思いますが、行動をともにしている人は別のファクタで信頼を得ているので、お金の貸し借りはマイナスの印象ですが、不特定多数の人間同士での指標はお金しかありません。コンビニで物々交換してる人はいませんよね。知らないもの同士ではお金を介して相手を信じるのが世の中のならわしです。<審査>を通過するための<信用>はお金を借りて返さなければなりません。お金を借りれば利子が付いてきますが、クレジットカードの一回払いならば利子が付かないので、余計な出費なく<信用>だけを積み上げていけるのです。ですので、コンビニでの買い物を月に一度だけそのカードで決済すれば良いのです。
また、契約してすぐに解約するという行為が信用につながらないということは簡単に想像できると思います。ですので、年会費のかかるちょっと前までは持ち続けている方が良いと思います。年会費のかからないカードならば、なるべく長く持つのが理想です。1年以内の解約ばかりだなと相手に思われないようにした方が良いはずだからです。<審査>の基準は公開されていないので、先輩陸マイラーさんのアドバイスを参考にしたり、自分が審査する側だったらどういう人を落とすかを考えたり、推測するしかありません。詳しく知りたい人は「CIC」で検索してみて下さい。デビューしたてではそこまで頭でっかちに詳しくならなくても良いのかなとも思いますので、ここでは、毎月の少額決済とすぐに解約してしまわないこと、短期間に何枚もクレジットカードを発行してはならないことだけ知っていれば良いかなとおもいます。ちなみに、1ヶ月の間に3枚のクレジットカードを発行した強者を知っていますが、それが何ヶ月も続けられるかはわかりませんですし、2週間のうちに3枚申し込み、発行できなかった例もあります。明確な基準がわかりませんので、わざわざCICについて調べることなどせずに、慣れてくるまでは1ヶ月に1枚だけと決めて発行すれば良いと思います。
もし、一般カードの発行で審査に落ちてしまったら。
何枚もクレジットカードを発行しているのに、今回は落ちてしまったというのなら、6ヶ月間は発行できないと思ってください。基準が明確でないので、ふわっと書くと、なんか怪しいと思われてしまったのです。審査に落ちた情報が6ヶ月後の日を含む月の1日にリセットされるそうですので、それを待つしかありません。やみくもに発行を試みるのは傷に塩を塗ることになりますので、やめましょう。
初めてなのに落ちてしまったら、今までクレジットカードは使わない、借金もしないという清廉潔白な生き方が、現代の信用を得られない生き方かも知れません。CICでは「カードを作れない、お金を借りられない人」と「カードを作っていない、お金を借りていない人」の区別ができないようなのです。どちらも情報のない人として見られてしまうのです。新卒の社会人ならば始めてのカードだろうと見てくれる可能性が大きいですが、年を重ねているのにCICに情報がないと、カードを作れない人かなと見られる可能性が増えてしまうのです。
そんな人が新たに<信用>を積み上げ始めるのにうってつけなのが、携帯電話の分割購入です。以前の仕事で短期間ですが関わって知ったのですが、割賦が組めずに一括でしか販売してもらえない人もいます。それ以前は一括で買える人がお金に余裕があって、いわゆる勝ち組なのかと思っていましたが、全くの逆でした。中には本当にお金に余裕があって一括払いで購入する人もいますが、そういう人はたいてい月々の支払いはクレジットカード決済です。話がそれましたが、携帯電話の分割購入も立派な借金ですので、割賦が組めて毎月の支払いができればだんだん<信用>が積み上げられます。


クレジットカードには年会費というものがあります。大きく4つに分けてみてみましょう。

①年会費無料
→文字通り年会費無料ですので、いつまで持っていても経費がかかりません。発行と月に一度くらいの少額決済の時に使用して、審査と信用を積み上げて、できることなら1年以上使ってから解約すると良いでしょう。年会費のかかるものは1年以内に解約することになると思うので、年会費のかからないカードで1年以上の実績を作っておきたいからです。

②初年度年会費無料+次年度からは使用実績によって無料になるもの
→前年度に1回でも決済していれば、その年の年会費が無料になるという、ほぼ実質年会費無料のタイプです。使用実績はカード会社によって年に数回の決済であったり、金額でいくら以上の決済というように条件はそれぞれになります。
実質年会費無料にするための条件が厳しくなければ①同様に利用すれば良いかと思います。条件が厳しいときは、以下の③と同様にされるのがよろしいかと思います。

③初年度年会費無料
→クレジットカードを作ってから1年間は年会費無料でクレジットカードを持てるということになります。その後、2年目からは年会費がかかるようになります。中には②のように、前年度の使用実績に応じて年会費の割引をするクレジットカードもありますが、割引後に年会費0円にならないものもこれになります。ゴールドカードなどでは2年目からの年会費が10000円を越えるものもありますので、解約のタイミングに注意してください。
クレジットカード会社によって、年会費を決済するタイミングが異なるので、丸々1年365日間カードを年会費無料で使えるわけではありません。では、いつ解約の手続きをすれば年会費無料のまま解約できるかというと、クレジットカード発行元において、次年度の年会費が確定するタイミングを公表していますので、カードごとにそのタイミングを調べるか、それがめんどくさいなぁという人は申し込みから9~10ヶ月で解約するとだいたいは年会費がかからないうちに解約できると思います。

④初年度から年会費がかかるもの
→初年度から年会費がかかるカードは陸マイラーとしてはほぼほぼ必要ありません。とりあえずスルーしましょう。
ですので、このタイプに手を出すのは陸マイラーレベルがあがって、年会費ともらえるポイントの差額、手間などを考えて、メリットの判断をしなければならなくなって(①②③のカードを何枚も発行して、ポイント的に発行するメリットがあるカードが残ってない状況になって)からにしましょう。

本日のまとめ
→①②③のカードから約10000円分以上のポイントが獲得できるカードを発行して(条件付きカードは条件もクリアして)ポイントを貯める。<審査>に通るように月に一度は少額決済をして<信用>を積み重ねて、1年近くは持ち続けて、②③の場合は年会費のかかる前に解約しましょう。立て続けに解約しないように、①②の解約のタイミングを上手にコントロールして、次のクレジットカード発行案件がスムーズに進むように、解約時にも<審査>と<信用>を意識しましょう。